top of page

運動でうまくいく人いかない人 その3

StartFragment

前回は運動経験のある人を

対象に話をしてきました。

今回は

運動経験がない、あるいは

あるけど同じペースで一定期間

(週3日以上なら1ヶ月以上

 週1~2日なら3ヶ月以上)

続けたことがない人を対象に

話をして行きたいと思います。

(運動をした経験がなくても

 肉体労働系のアルバイトやお仕事で

 身体を日々使っていた・使っている方、

 通勤や通学で毎日のように

 ある程度の距離を歩いたり

 自転車に乗ったりしていた人も

 運動経験ありとさせていただきます。)

さて、

運動経験がない人の身体は

どういう状態でしょうか?

まず、基本的に筋肉に極端な左右差や、

局所的発達がほぼないということです。

簡単に言ってしまえば

バランスが崩れていないということになります。

「え、じゃあ運動してたほうが良くないじゃん」

と思いませんでしたか?

たしかに

単純な筋肉のバランスだけで見てしまうと

運動の内容にもよりますが

こと利き手利き脚が強く関連してくる

スポーツをやっていた方は

非常にアンバランスであることが大半です。

ただしその筋肉をしっかり動かしていれば

そのアンバランスも大きな問題にはなりません。

さらに運動で動かしたことのある筋肉は

トレーニングされているため基礎代謝が高く

運動を続けることで体調管理や

老化防止にも一役かってくれます。

ということは

運動経験のない人は

身体のバランスは良いが

基本的な代謝が低いことが多く、

その分、体調管理が難しかったり

筋代謝の低下も起こりやすく

老化によって筋肉が硬くなるのが

やや早いと思われます。

ではどうするか?

まず、運動経験がないということは

下地の筋肉を持っていないということです。

そこに急激な運動や

強い負荷を与えるような事は

トラブルの原因となります。

ですので、

少ない量から地道に

始めることをお勧めします。

例えば、

自宅の周りを5分~10分、

歩幅をしっかりととって

上半身も使うようにして

運動を意識して歩く

なども良いでしょう。

バランスは悪くないわけですから

どんな運動をしてもいいのですが

もし球技などのバランスの偏りが

起きやすいものを始める場合は

身体にアンバランスが起こること、

運動量の調整が難しいため

自分が思うより負担が大きくなる

可能性が高いという点に注意しましょう。

バランスの良いものでも

インナーマッスルのトレーニングや

水中歩行などは、はっきりとした

疲労感を感じにくいため

(特に水中歩行は、良く負担が少ないと

 言われがちですが、それはあくまで

 縦方向(重力)に対して負荷が弱くなるだけで

 前方へ進む力に対しては抵抗が強くなり

 むしろ負荷は強くなります。)

いつも間にかオーバーワーク気味になり

数ヶ月続けたのち

大きなトラブルに見舞われることがあります。

どちらにしても

過度な運動は逆効果となってしまう可能性が

ありますので十分注意しましょう。

次回も運動について

もうちょっと書いていきます。

EndFragment

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
!
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page