施術師として思うこと その3
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続きです。
私が他分野に求めるもの・・・
それは、
「責任感」
です。
もちろんこれは他分野の話だけでなく
整体・カイロプラクティックの分野もそうですし
無論、自分自身にも言えることです。
今回のケースもそうですが、
まず医師(整形外科)は
画像診断が主体になり過ぎて
患者に触れることもなく
現状の判断をする。
そこに手術の必要性が
あるかないか?
それを的確に判断するのが
外科の役割ですから
割り切って考えるなら
それもありだと思う。
いやむしろそれこそが
真の整形外科の姿だと私は思う。
実際に整形外科分野では
腰痛患者の7割~8割が
思い込みによるものという
話がここ1~2年で出ている。
結局、画像診断できないものは
患者の思い込みだと言ってしまったのだ。
そこまで言うなら
画像診断ができないもしくはできたとしても
手術や外科的処置(注射や薬の処方)の
提案をしないものに手を出すのは
「無責任」
というものだ。
しかもその先は
自分で診る訳でもないのに
「リハビリ」
と言って通わせる。
そもそもこの
「リハビリ」
という言葉の使い方自体がおかしい。
「リハビリテーション」とは
あくまで
「機能回復」を目的としたものであり
本来の意味は「治療」ではない。
手術や病気によって
本来の機能が低下もしくは
失われてしまった場合
その機能を回復させるのが
「リハビリテーション」だ。
先日もTVに
リハビリテーション専門病院の
理事をやっている
リハビリテーション専門医
という方が出演されていた。↓
初台リハビリテーション病院
http://www.hatsudai-reha.or.jp/
その病院にいる患者さんの
8割強が脳梗塞などで
麻痺が起きてしまった方や
術後の機能回復を必要とする
回復期の患者さん方だそうだ。
そこではひとりの患者さんに
数人がチームとなって対応する。
医師・理学療法士・作業療法士
看護師・管理栄養士 etc・・・
そしてそれぞれが対等の立場で
それぞれの分野から意見を出し合って
患者さんにとって何が必要かを判断する。
だからこそ1人1人が
「責任」をもって仕事をしている。
患者さんの筋肉の状態も確認せず
人任せの指示を出す医師も
医師から指示があったからと
自分で確認もしないまま施術に入り
結果を確認する気もないのに
あれこれ運動の指導をする
運動療法士も
「無責任」
だとしか思えない。
長くなっておりますが
もう少しお付き合いください。
次回に続きます。
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