微妙な変化にご注意を
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だめだ・・・もう動けない・・・
無理だって言ってるじゃないか!
ちくしょうー!!
見てろよ・・・思い知らせてやる・・・
さて、この声の主
誰だと思いますか?
それはあなたの疲れた身体・・・
そう筋肉さんからの最後通告です。
もしあなたの身体の中で
筋肉さんがこんなセリフを吐いていたら
あなたは近々、つらい目にあいます。
どんな目にあうかというと、
頭痛に寝違い、
背痛にぎっくり腰と
なんでもありです。
ただこのサイン、ご本人には
わかりづらいこともしばしば。
「そんな症状、出る前に
何かしら前兆とかきっかけ
みたいなものがあるんじゃないの?」
と思っている人
多いんじゃないでしょうか?
当院でも、
強い自覚症状を
起こしてきた方に
何かきっかけや原因と
思われるものがあるかどうかを
最初に質問させていただきますが、
「きっかけはない」
「原因はわからない」
「特別なことはしていない」
こんな答えが
よく聞かれます。
なぜでしょう?
これはまず皆さんのなかに
強い症状には何か
特別な原因があるという
固定観念があるからです。
しかしそこに
蓄積疲労
がある場合は違います。
ちょっとしたことでも
重症化してしまうのです。
あなたにとってはたわいもない
たいした変化じゃあなくても、
筋肉にとっては
大きな大きな負担になります。
疲れの上に疲れを上乗せすると
下地に出来上がった蓄積がある分
上乗せの疲れは増量します。
蓄積が大きければ大きいほど
上乗せは小さくても、あっさり
❝レッドライン❞
を超えてしまうのです。
いつもと同じ仕事をしていても
いつもよりちょっとだけ時間が長くなったり、
いつもと同じ運動をしていても
いつもよりちょっと負荷が大きかったり、
そんな
微妙な変化
が強い症状を引き起こすのです。
皆さん、
微妙な変化にはご注意を。
あ、でも最後通告の前に
蓄積疲労をカットする努力を
忘れないようにするのが
一番の予防法ですから
日々のストレッチなどで
筋肉さんをケアしてあげてください。
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