北斎美術館
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昨年暮れのお話になりますが、
東京は墨田区、両国駅
徒歩10分ほどの場所に
2016年11月22日にオープンしたばかりの
「すみだ北斎美術館」
に行ってまいりました。
この「すみだ北斎美術館」は、
世界的な画家として評価の高い
葛飾北斎が宝暦10年(1760年)に
本所割下水付近(現在の墨田区亀沢付近)
で生まれ、90年の生涯のほとんどを
墨田区内で過ごしたことから、
墨田区では、この郷土の偉大な
芸術家である北斎を区民の誇りとして
永く顕彰するとともに、地域の産業や
観光へも寄与する地域活性化の拠点として、
「すみだ 北斎美術館」を開設したそうです。
訪問時は常設展と開館記念展
「北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション-」
(2017年1月15日まで)の展示でした。
誰もが知っている代表作から
幼いころに描いた作品、
等身大模型を使ったアトリエ再現まで、
かなり内容の濃い展示になっていました。
1800年前後、
今から約200年も前の物でありながら
少しも古臭さを感じない、
むしろ新しささえ感じる北斎の作品たちは
観ていて飽きることがありませんでした。
北斎に興味のある方も
そうでない方も、一見の価値ありと思う
「すみだ北斎美術館」でした。
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