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俺は“ゴッドハンド”?後編

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さて今回は前回の続きです。

あなたにとっての “ゴッドハンド”に出会えない理由、 それは・・・

施術する側がその経験などから、 その人の症状に自分の施術(分野)が

合うのか合わないのかを明確に判断しないためです。

ちまたにはみんな同じようなうたい文句で、 肩こり頭痛に腰痛等々と看板が溢れています。

いらっしゃいいらっしゃいと、 どんな症状の人も呼び込んで、

効果があるかどうかもわからない施術を繰り返し、1年も2年も通わせる。

これでは 「良くなるも良くならないも患者さんの身体次第」 ということになってしまいます。

患者さんの状態をきっちり把握し 原因を突き詰めていけば、適した施術が できるかどうか判断できるはずなのに

それをせずに自分の施術を押し付けていては結果は出ません。

仮に結果が出たとしても、 それは偶然以外の何物でもありません。

大切なのは、 特別な存在になることではなく、

その症状がどういうもので、 何をするべきかを的確に判断することです。

それによって患者さんを迎え入れ 適切な方向へと導く「門」になる。

“ゴッドハンド”ならぬ“ゴッドゲート”?です。

そうすればどこに行っても、 自分の受けるべき施術へたどり着けることになります。

そしていつか、 整体・カイロプラクティックのみならず、 接骨・整骨(柔道整復師)、整形外科の 垣根を取っ払って、それぞれの先生が 自分の分野の仕事をきっちりこなし

他分野の物は他へ紹介するというような、 患者さんを迷わせないシステムが出来たら良いと思います。

と言いつつ、自分の手がなんでも治せる

本当の意味での“ゴッドハンド”になったら 良いなぁとも思ってしまうのでした(笑)

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