運動は良いことばかり・・?
以前にも運動の事は書いていますが、今回はちょっと付けたしを。
最近(以前からありましたが特にこのところ多い気がします。)、
よく患者さんにお話するのが、
運動により発生するリスクのこと。
運動というと ----------------------------------------------------------------- ・身体に良いもの。
・筋肉が増えて代謝は上がり、ダイエットにもなる。
・骨が丈夫になったり、場合によっては骨密度の回復につながる事もある。
・筋肉や周辺組織の柔軟性が上がる。 ・血液のそのものの状態が良くなる。
・酸素供給量が上がって疲れにくくなる。
----------------------------------------------------------------- などなど、良いことだらけ!
…と思ってる人、多いんじゃないでしょうか?
確かに上記のような事は、間違ってないし事実です。
しかし、運動には必ず 疲れというリスク があるということを忘れてはいけません。
運動量を上げれば上げるほど、そのリスクは高まります。
疲れを放置すれば、蓄積が生まれ、
それが大きくなれば必ず身体のトラブルにつながります。
もしあなたが運動をする(している)なら、 必ず疲れを抜く努力もしてください。
それは、その運動に見合ったストレッチであったり、
運動量によってはアイシングであったり、暖める事であったり、
個人差はありますが必要な事をしましょう。
運動は、適量を続けていく事が重要です。
つまり、続けていた運動をやめるというのが、運動最大のリスクです。
使っていた筋肉を使わなくなる事で、代謝は落ち、筋肉が硬くなり
表面的な問題だけでなく、内蔵機能まで低下する事もあります。
運動は身体に良い事たくさんありますが、 気をつけなければならない事もたくさんあります。
皆さんもリスクを考えた上で、適度に続けられるものを選択し
ご自身の身体と相談しながら頑張ってみてください。
※ちなみに私は一日5~10分程度、
自重(重り等を使わず自分の体重や自分の身体で負荷を生み出す)を使う 簡単なトレーニングと、週3日くらい自転車で通勤しています。(片道10km程度) 必ずストレッチを合わせてやってます。余談でした。