疑惑の水着
今回は、水泳に関するネタを一つ。
日本勢、期待されていた人が予選落ちだったり、
若い世代がメダルを採ったりなど波乱ありつつも、
4年に一度のスポーツ祭をみんな健闘していますね。
なかでも一番日本の期待に直球で答えた水泳の
北島康介選手は見事でした。
彼の精神力と努力は、たいしたものです。
さて、その水泳競技に関することで、
ちょっと気になることがありました。
そう、それはオリンピック開始前から
かなり話題になっていた水泳の水着問題。
S社のレーザーレーサーという水着を着ると、
タイムが格段に良くなるという実例が話題になり
日本人選手もそれを着用できるようにと各メーカーと話し合いがもたれ
結局OKになってしまった、というやつです。
その直後の日本国内の試合では、着用したほとんどの選手が
自己新記録を更新するという異例の結果に。
この水着、他メーカーと比べて 水の抵抗を抑えることで
タイムを出すという風に言われていますが本当にそれだけ?
着るのにかなりの時間を要するというこの水着。
着用後にもかなりの締め付け感があると選手は語っていました。
筋肉を締め付けるといえば、今ブームになっている
加圧トレーニングみたいな感じなのでしょうか?
しかしあれは締め付けによって血流量を下げ、
筋肉に低酸素状態を作り、少量の運動でトレーニング効果を上げるというもの。
泳ぎながら低酸素状態になってしまっては、ただ疲れやすくなるだけですね。
ではなぜタイムが上がるのか?
わたしの考えだと、おそらく[筋肉を締め付けるポイント]を 考えて作られているのではないかと思うんですね。
全体を締め付けつつ、筋伸縮をサポートできる様なところを、
もう一段階キツく締め付ければ、伸縮を起こした筋肉の
ポンプ作用を引き上げることが可能なんじゃないかなと。
ポンプ作用を引き上げることができるのであれば、
筋伸縮によるパワーが上がり、酸素供給量も上がるため、疲れにくくなります。
そうなればタイムが上がるのも納得です。
他メーカーが水着の【素材】をいくら頑張って研究しても、
ダメな理由もわかるというもの。
この水着は違う競技である自転車の選手も身に付けて
タイムが上がったという話もしていましたし
間違いないと思うのですが、実際はどうなんでしょうか・・??
ホントのところは企業秘密で謎です。
もしそうなら、薬ではないものの、
水着による筋肉のドーピングになるのでは?
とわたし個人としては感じてしまいました。
記録が上がるのは素晴らしいことですが、水着によって ここまで大差が出てしまうのはある意味不公平かな~と思ったり。。。
ちょっとそんなことが気になった
オリンピックイヤーの今日この頃でした。